トップページ コラム一覧コラム:「不動産投資のしつこい勧誘や迷惑電話の対策方法」

不動産投資のしつこい勧誘や迷惑電話の対策方法

2023/03/28

仕事中にかかってくる迷惑電話の中には、投資への勧誘の電話も含まれているというのは結構聞かれます。

中でも職場に多くかかってくる迷惑電話の中でかなり多いのが、不動産投資勧誘に関する電話です。

興味がないのに長々とセールスされてしまうと、仕事の時間も取られてしまい、とても迷惑ですよね。

このような迷惑な不動産投資への上手な断り方や、会社としての対策の方法をご紹介します。

不動産関係のしつこい勧誘

不動産投資の勧誘とはどういった手法で行われるのでしょうか?

以下に解説いたします。

勧誘方法

インターネット上で、「迷惑 電話」と検索すると、「株式 会社トラスト 迷惑 電話」等の候補がでてきます。

「株式会社トラスト」の社員を名乗ったり、「新成トラスト」と名前を変えて、しつこい勧誘を行っているようです。

※ただし、株式会社トラストという社名は国内に複数あり、実際に迷惑をこうむった同名の会社からはホームページで以下のような注意勧告が出ておりますので、社名をうのみにしないようにしてください。
https://www.trust-realestate.jp/news/20210924-2/

不動産投資の勧誘では、以下のようなセールストークを繰出してきます。

・確実に家賃収入があるので、将来への投資として確実です
・低金利の時代なので、貯金をしても利息はあてにならない
・年金もどうなるかわからないので、不動産投資なら将来年金の不足分を充足できる
・マンション投資は、減価償却費など節税効果が高い
・賃料で購入ローン分を賄え、資産になる

電話から対面セールスへと誘導し、ターゲットとされるとなかなか解放してもらえません。

勧誘から契約までの流れ

まずは電話で勧誘をしてきます。

関心を惹き、少しでも興味を持ったと思うと、強引に直接面会の約束を取り付けて自宅や会社へやってくることになります。

こうなると「ターゲット」として扱われるので、購入・契約への説得が執拗になるのです。

いつの間にか、望まない物件への購入契約へと導かれてしまいます。

購入後のキャッシュフローがプラスになり、手もとの資金も潤沢にあるのであれば問題はありませんが、興味がなかったり赤字となるようであればきっぱりと断りましょう!

不動産投資のしつこい勧誘、迷惑電話の対策方法

名刺交換などもしている社会人としては、会社へかかってくる電話は、個人情報だからと完全にシャットアウトすることは難しいようです(会社の代表電話から下一桁変えて順番にかけるなどランダムにかかってくる場合もあります)。

個人の電話であれば、知らない電話に名乗らないなど対応方法もありますが、社用の電話の場合は対応が難しくなります。

上司に相談して会社で対応してもらうのが一番かと思いますが、先ずは自分で出来る迷惑電話の対処方法をお伝えしますので参考にしてください。

毅然とした態度で断る

冷静に対処できるのであれば、以下の内容を確認してみてください。

・宅地建物取引業者の免許の番号
・会社の正式名称
・連絡先
・営業マン個人の氏名

これらを名乗らないことが先ず違法なので、その時点でがちゃんと電話を切ってしまってかまいません。

それでもしつこい勧誘を行うのであれば、電話相手に以下の法律に違反するということを毅然とした態度で伝えましょう。

・特商法第17条
断った人への勧誘を禁止していることを明文化している条文です。
「事業者は、電話勧誘をされても契約締結をしないことを、意思表示した消費者に対して、契約締結について勧誘をしてはならない。」と記載されています。
これを違反した場合は、消費者庁から業務停止や事業者名公表の行政処分を受けることになります。

・宅地建物取引業法第16条の12
「宅地建物取引業者などの勧誘行為については相手方を困惑させることが禁止」と明示されています。

違法であると伝えた後、以下のような関連団体に相談する旨を伝えましょう。

・関連団体に相談する
・消費者センター
・国民生活センター
・全国宅地建物業保証協会
・警察
・弁護士

面倒を避けたい業者であれば、すぐにでも引き下がってくれるはずです。

当該電話番号をブロックする方法

いくら断ってもしつこくかかってくる電話の場合、その番号をブロックするという方法もあります。

・iphoneの電話アプリからブロックする
・無料アプリによって着信拒否
・キャリア提供の迷惑電話ブロックを利用

当該番号はこれらを行うことで着信拒否することができ、同じ番号からは二度とかかってくることはありません。

やってはいけない勧誘電話の断り方

勧誘電話の断り方をお伝えしてきましたが、逆に「これはしてはいけない」という断り方をお伝えします。

不在を装う

不在を装うと何度もかかってきてしまい、他の社員に迷惑がかかります。

忙しいという理由で断る

暇な時間を聞かれ、アポイントされてしまいます。

コミュニケーション用ツールを導入することで迷惑電話に対応できる

しつこい勧誘電話には毅然とした態度で対応するや着信拒否にする方法を前述しました。

しかし電話番号を変えて何度もかけてくるなど、それでもカバーしきれない場合、コミュニケーションツールに頼る方法があります。

社内コミュニケーション用ツールの導入は、業務の効率化の他にも様々な問題を解決することができるのです。

迷惑電話にも対応しているサービスもありますので、その機能を説明します。

電話代行サービスを利用する

プロのオペレーターが電話代行を行ってくれるために、迷惑電話に出る必要がなくなります。

代行業者にもよりますが、受電内容は報告してもらえますので、必要な受電については対応できるのです。

電話代行を利用して、迷惑電話をブロックすることで得られるメリット

電話代行を利用するメリットを以下に示します。

・迷惑電話の対応に時間を取られることがなくなり、業務に集中できる
・不要な電話対応で被る心理的負担を減らすことができる
・自動音声で録音機能を使用している旨をアナウンスすれば、コンプライアンスも対策できる
・電話代行サービスでは、クラウド上に受電の内容は保存されるので、必要な電話は後からいつでも探せる

まとめ:社内コミュニケーションの課題はメンバーズで解決を

ビジネスコミュニケーションツール「MEMBER-S(メンバーズ)」を導入することで、多くの課題を解決できます。

不動産投資の勧誘からの迷惑電話の対策は、業務の効率を上げるためにもきちんとする必要があるのです。

ビジネスコミュニケーションツール「MEMBER-S(メンバーズ)」を導入することで、迷惑電話を減らして仕事を効率化・仕事に専念する環境を作ることができます。

MEMBER-Sを利用することにより、迷惑電話に対して低コストで対策できるので、ぜひご活用ください。

関連お役立ち記事