GoogleのビジネスチャットGoogle Chatのサービス内容を徹底解説

Google Workspaceのビジネスチャットツール「Google Chat」は、月額料金はかかるもののチャットや通話機能をはじめ、サービスの連携のしやすさなどで多くの企業で導入されています。

一方で、機能が多く使いこなせないという声も少なくありません。

そこで今回は、Google Chatのサービス内容や、Google Workspaceについてもご紹介します。

Google Chatの検討に悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。

Google Chatの特徴

Google Chatは、ビジネスチャットツールとして多くの企業で導入されています。

これは、Googleが提供するGoogle Workspaceサービスの一つで、主な機能は以下の通りです。

・チャット機能
・グループ機能
・音声・ビデオ通話

GoogleドライブやスプレッドシートなどGoogleサービスとの連携が瞬時にできるため、業務効率化につながります。

Googleアカウントを持っているユーザーは、面倒な会員登録無しで利用できるのが魅力です。

Google Workspaceの利用サービスの1つ

Google Chatは、Google Workspaceの利用サービスの一つです。

Google Workspaceは、Google Chatだけでなく、メールやカレンダー、ファイル格納ツールなどを提供しています。

Google Workspaceの主なサービスは以下の通りです。

・Gmail
・Google Meet
・Google chat
・Google カレンダー
・Google ドライブ
・Google ドキュメント
・Google スプレッドシート
・Google スライド
・Google キープ
・Apps Script
・Cloud Search
・Jamboard

サービス内容は、プランによって異なります。

Google Workspaceのサービスは、他のユーザーへのファイル共有が簡単で、業務でも活用されているのです。

さまざまなGoogleサービスと連携

Google Chatは、Google Workspaceとのサービス連携がしやすいのが特徴です。

文書作成ツール（ドキュメント）や表作成ツール（スプレッドシート）などもGoogleが提供しています。

Google Chat内での共有が簡単にでき、業務の効率化につながるのです。

人気と信頼性の高いGoogleが提供しているサービス

Google Chatは検索サイトとしても信頼を置かれている、人気企業であるGoogleが提供するツールです。

さまざまな機能が充実し顧客満足度も比較的高く、多くの企業で導入されています。

そのため、社外とのコミュニケーションをとる手段としても有効です。

Google Chatのデメリット

Google社が提供する「Google Chat」ですが、デメリットもいくつかあります。

・無料版はない
・機能を使いこなせない可能性がある
・Googleアカウントが必要

ビジネス用に導入されることが多いGoogle Chatは、機能がやや複雑でGoogleアカウントが必要なツールです。

使う人によってはデメリットに感じることもあるでしょう。

無料版はない

Google Chatを提供するGoogle Workspaceは、無料版のプランがありません。

4段階の料金プランが設定されていますが無料のプランは無く、最低680円の月額料金がかかります。

14日間の無料期間はありますが、14日以降は月額料金が発生し、月額料金にはGoogle Workspaceの利用が含まれるため、比較的割高な料金プランです。

コストを抑えてビジネスチャットツールを選びたい場合は、別のツールを検討するのもいいでしょう。

機能を使いこなせない可能性がある

機能が多く充実しているからこそ、社員が使いこなせない可能性もあります。

ビジネスチャットツールに特化した他のツールよりも、複雑な仕様になっているためです。

PCやインターネットに疎い世代や、ツールなどに苦手意識のある社員にとっては難しいかもしれません。

使いこなせない社員が出てくると、社内コミュニケーションが滞ることもあります。

シンプルなチャットツールが社風に合う場合は、他のチャットツールも探してみてください。

Googleアカウントが必要

Googleが提供するGoogle Chatは、Googleアカウントの作成が必須です。

他のサービスとの連携もしやすくなる一方で、普段Google Workspaceを利用していない場合は必要のないツールも出てきます。

すべての業務をGoogleサービスに変更するのは時間と手間がかかりますが、例えば文書を作成する際、GoogleドキュメントでなくofficeのWordを使用する場合などもあるでしょう。

すぐにビジネスチャットツールを導入したい場合は、別のツールでも事足りる可能性があります。

Google Chatの利用料金

業務効率化サービスGoogle Workspaceの月額料金を支払うことで、Google Chatも利用できます。

Google Workspaceの月額料金は4段階です。

・ビジネススターター：680円（ビデオ会議参加人数100人まで。30GBの容量）
・ビジネススタンダード：1,360円（ビデオ会議参加人数150人まで。2TBの容量）
・ビジネスプラス：2,040円（ビデオ会議参加人数500人まで。5TBの容量）
・エンタープライス：料金要相談（ビデオ会議参加人数500人まで。容量要相談）

上記は社員一人あたりの月額料金で、容量上限もそれぞれの社員に与えられる数値です。

14日間の無料期間があるので、試用期間が設けられるのが嬉しいポイントです。

無料で使えるのはMEMBER-S

今回はGoogleが提供するビジネスチャットツール「Google Chat」のサービス内容を解説しました。

機能が充実していて、Googleサービスとの連携もしやすいため業務効率化につながりますが、その一方でデザインが複雑でコストがかかる側面もあります。

コストを抑えてコミュニケーションツールを使用したい場合、無料プランがあるツールがおすすめです。

ビジネスチャットツール「MEMBER-S」は無料のプランが用意されていて、導入しやすいツールとなっています。

機能や導入後の雰囲気を体験してみたい場合、一度検討してみてはいかがでしょうか。