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社内コミュニケーションに「シャッフルランチ」を導入するメリットとは

2023/03/26

みなさんは「シャッフルランチ」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

働き方改革の影響で、従業員の労働生産性向上を目的として福利厚生制度を導入する企業が多くなってきました。

その中でも日々において欠かせないランチやドリンクといった、食に関する制度を見直す企業が徐々に増えているのです。

今回は、社内コミュニケーションに「シャッフルランチ」を導入するメリットや注意点をご紹介します。

シャッフルランチとは?

そもそも、シャッフルランチとはどのようなものなのでしょうか。

シャッフルランチとは、普段の業務内で接点がない社員同士をグループ化し、会社が費用を出してグループでランチを行ってもらう制度です。

飲み会を開催するよりも気軽にすぐに実施できるため、最近では徐々に取り入れる企業が増えてきています。

シャッフルランチの概要

シャッフルランチを開始したのは、株式会社サイバーエージェントという企業です。

一人あたり2,500円を上限に毎月1回、接点のない社員のグループでランチに行くという活動を始めました。

働く人々にとって、ランチタイムは欠かせない時間です。

しかし、楽しみなランチタイムもお弁当を作る手間がかかったり毎日外食をすると出費がかさばったり…と、悩みのタネになることもあるでしょう。

そのランチ時間を普段交流がない社員同士のコミュニケーションの場にし、さらに費用がかからないので参加しやすいという場にする発想は凄いですよね。

シャッフルランチ実施の方法

シャッフルランチは普段交流がない人たちをグループ化し、会社が費用を出して行います。

特にオフィス街だとランチ時間はどこのお店も会社員で溢れかえるため、実施する日程や時間が決まっている場合は前もって予約をしておくと良いでしょう。

大人数の場合には、お店に入れないことや社員の中にはアレルギーを持っている人がいることもありますので、事前に確認しておくことで当日慌てずに済みます。

シャッフルランチのメリット

ここでは、シャッフルランチのメリットを見ていきましょう。

シャッフルランチのメリットをしっかりと把握することで、社内コミュニケーションをより良いものにすることをおすすめします。

普段接点のない社員とも交流できる

業務で関わりのある人以外は、同じ会社でも中々交流を深められません。

その点、シャッフルランチは横のつながりも増え、日々の業務が楽しくなります。

また、仕事のモチベーションにつながるなど、会社にとっても働く人にとっても嬉しいことだらけなのです。

夜の飲み会に参加できない社員も参加できる

社員同士がコミュニケーションを行う場所として「飲み会」が挙げられます。

しかし、アルコールを飲めない人は、楽しめない可能性もあるのです。

特に、家庭を持っている社員や家が遠い社員はそもそも飲み会に参加できないこともあるでしょう。

その点ランチであれば、会社にいる間なので気軽に参加できます。

上司とも気軽に話ができる

シャッフルランチを初めて行った企業である株式会社サイバーエージェントでは、人事部長や代表も参加するそうです。

上の役職についている人ほど、普段の業務や社内での関わりはほとんどありません。

ランチタイムに上司と気軽に話せるだけで、仕事のモチベーションにも繋げることができます。

会社が費用を負担しても金額が安く済む

アルコールやコース料理を準備する必要がある飲み会とは違い、ランチは高くても1人1,000円前後の金額で済むため、夜に集まるよりも安い費用で開催が可能です。

アルコールがあると、飲み放題だとしても一人5,000円前後かかってしまいますが、ランチであればその心配もありません。

飲み会よりも安くすみ、なおかつ同じくらいコミュニケーションを深められるなら、ランチの方が効果的です。

何気ない会話が新しいアイデアにつながる可能性がある

シャッフルランチでは、通常だとほとんど交流できない上司とも気軽に話ができるため、コミュニケーションを深められます。

自分が思っていたことを提案することで、業務改善に繋げられるなどを実現できるのです。

シャッフルランチ実施にあたっての注意点

ここでは、シャッフルランチ実施にあたっての注意点を見ていきましょう。

特に初めてシャッフルランチを実施する際などは、失敗しないためにしっかりと注意点を把握しておくことが大切です。

メンバーやお店をマンネリ化させないようにする

シャッフルランチのメリットは、普段業務で関わらない社員同士が交流できることです。

そのため、ランチのメンバーやランチをするお店がいつも一緒という場合には、社員が飽きてしまう可能性もあります。

あくまでランチタイムですから、社員が楽しく、そして気持ちよく食事ができるように工夫しましょう。

話内容には気を付ける

いくら気軽に交流できるといっても、社内制度の一環です。

上司の悪口を言ったり、会社の文句を言ったりすると、普段交流がないからこそ悪いイメージを植え付けてしまうこともあるかもしれません。

同じ会社の社員同士ですので、話す内容はしっかり配慮しましょう。

話題が途切れないように工夫する

交流がない人とのランチは緊張するかもしれませんが、長い沈黙で気まずい雰囲気になると楽しいランチタイムが台無しです。

自分の殻を破って、より良いコミュニケーションの場にしましょう。

まとめ:ランチ交流も良いがコミュニケーションツールの導入も検討しよう

シャッフルランチは、社員同士が気軽にコミュニケーションを深められる絶好の制度ですが、ビジネスコミュニケーションツール「MEMBER-S(メンバーズ)」を導入することで、多くの課題を解決できます。

チャットや業務上のタスクを確認できる機能は、社員同士の交流を活発化させるのに最適となります。

社内コミュニケーションを解決したい時は、MEMBER-Sの導入がおすすめです。

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