社内コミュニケーションを「イベント」で活性化した成功事例を見てみよう
社内コミュニケーションを活性化させるには、さまざまな方法がありますが、今回は「イベント」を行うことで、活性化した成功事例について解説します。
現在、社内コミュニケーションに課題を感じているという企業なら、活性化のヒントが見つかるかもしれません。
社内コミュニケーション活性化のためのイベント成功事例
社内コミュニケーションを活性化させるには、いくつかの方法がありますが、イベントの開催によって活性化に成功した事例をいくつか紹介します。
凸版印刷株式会社の事例
凸版印刷株式会社では、トッパングループの従業員5万人とその家族を対象とした、社内eスポーツイベントを開催しました。
本来は、コミュニケーションの活性化・一体感の醸成・家族の理解促進などを目的として社内スポーツイベントを2年に1度開催していたそうですが、新型コロナの影響により、代替イベントとして社内eスポーツ大会を開催したところ、本来の規模以上での開催となり、盛り上がりを見せたそうです。
一般社員だけでなく、役員や幹部も選手として参加することで、イベントを盛り上げため大きな成功につながったと考えられます。
また、eスポーツはネット通信でつながり、体験を共有できることから離れた場所にいても一体感が生まれて成功につながったようです。
参考サイト https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000581.000033034.html
楽天の事例
楽天グループでは、季節ごとにさまざまなイベントを企画しており、チーム内外での多くのコミュニケーションが生まれているそうです。
ハロウィンイベントでは、楽天グループの社員が仮装を行ったり、フォトコンテストなどを実施していて社内で一体感も生まれており、大きな成功となっています。
参考サイト https://corp.rakuten.co.jp/innovation/rnn/2022/2210_017/
株式会社フリークアウトの事例
株式会社フリークアウトでは、フリーランチ制度という制度が設けられており、この制度では1回のランチで、1200円までが会社負担となるそうです。
条件はとても簡単で、社員2人以上でランチに行くだけということで、使用日数や上限もないため多くの社員同士のコミュニケーションが生まれているそうです。
このような制度を作っている背景には、忙しくても社員同士のコミュニケーションを大切にして欲しいという想いが込められているためと言われています。
ランチ代を会社が負担してくれるだけでなく、さまざまな社員とランチを楽しめるため、大きな成功につながっているのです。
参考サイト https://backyard.fout.co.jp/2018/07/welfare/free-lunch/
イベントを成功させるためのポイント
イベントは、ただ開催すれば良いというものではありませんので、成功させるためのポイントを押さえておくことが大切です。
イベントの内容を開催目的に合わせたものにする
まず、イベントを開催する前に開催する目的を明確にして、イベントの内容を開催目的に合わせたものにする必要があります。
・社内コミュニケーションの活性化
・他部署との交流
・社員の家族との交流や会社への理解を深める
上記のような目的を明確にしないと、どのようなイベントを開催すればよいのかがわかりません。
イベントの参加者が増える対策を講じる
イベントを開催する際には、事前に参加する人数を把握する場合もありますし、当日参加OKという形にする場合も多いでしょうが、参加者の人数には注意が必要です。
イベントは、参加人数が多い方が盛り上がる可能性が高いですし、活性化にもつながる可能性がありますが、参加者が多すぎると管理が難しいですし、多すぎると誰と話せばよいのかわからず、期待したほどの効果が得られない可能性もあります。
閉鎖的なイベントにしない
それから、イベントに参加する人にも注意が必要で、いつものメンバーだけなど閉鎖的なものだと、開催する意味がなくなってしまいますので、閉鎖的なイベントにならないようにすることも重要です。
普段は交流しない、他部署の人や他の支店・営業所の人も参加させるなど閉鎖的にならない工夫も必要となります。
オンラインイベントも活用する
これまでは、同じ場所に多くの人が集まらないと、イベントを開催することが難しい状況でしたが、現在ではオンラインイベントも増えています。
コロナ過では、とくにオンラインイベントにも注目が集まっており、オンラインであれば離れた場所にいても参加できるというメリットがあるため、複数の拠点がある企業などでは、オンラインイベントも活用すると効果的です。
まとめ:イベントによる活性化も良いが、コミュニケーションツールの導入も検討を
社内コミュニケーションを活性化させるためには、イベントによる活性化も効果的な方法ですが、適切なコミュニケーションツールの導入も検討するのがおすすめです。
さまざまなコミュニケーションツールがありますが、その中でも「MEMBER-S(メンバーズ)」がおすすめで、チャット機能はもちろん、タスク管理・シフト管理・ファイル管理・日報などの機能も搭載しており、業務効率化にも大きく貢献できます。
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